曇のち晴

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スペイン領テキサス

 1685年に、フランスがミシシッピ川河口に入植しようとしたことが始まりである。ところが地図が不正確なため、実際ははるか西方のテキサスに辿り着いたという事故がきっかけである。スペインが艦隊を派遣した際には、既に入植地は消えていた。

 恒久的入植は1690年以降、教会が伝道所を次々に建設する形で始まる。1818年にアメリカ合衆国がフロリダを購入した際には、テキサスがスペイン領であることが確認されている。

 1821年には、主権はスペインから独立したメキシコに引き継がれるが、住民は2200人ほどに過ぎなかった。入植を促進するため、隣国アメリカ合衆国から移民を募集することになる。